カナかな団の躁鬱

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日記

592 私的メモ:リンクタイプとか

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2003年01月28日 15時14分

リンクはトップページにお願いします。

という「お願い」を書いている理由は何なのか、考えてみる。

  1. サイト内のリソースの URI がコロコロ変わるおそれがある。
  2. それどころか、リソースが消滅することが屡々ある。
  3. トップページの注意書きを読んで欲しい。
  4. 実はトップページのカウンターを回して欲しい。
  5. 利用者は、須くトップページから読むべきである。

1、2 については、デッドリンクを無くすための心遣いかと思われるけれど、人類の資産のため当該リソースはなるべく一意の URI を与えて保存してほしいところ。が、世の中色々と有限であることを考えれば、止むを得ない気もします。が、URI が存在しなくなるとしても、トップページにリンクしなければならない理由にはならないでしょう。個人的には、「当該リソースは消滅する可能性もあります」の注意書きを添えておけば、それで好しという感じもしますけれど。

3 の注意書き、なるほどって気もします。が、単なる利用上の注意、リンクに関するお願いだとか、著作権等の権利関係については、各リソース毎にに記述するか、別リソースとして各リソースからリンクしておけば好いかと。逆にトップページのみに注意書きを記述し、サイト内の他のリソースに記述が無い場合、注意書きとしての有効性が問われるおそれもありそうですし。

そもそも、www において、各リソースは独立したものであり、どのリソースがどのトップページを持つのか、簡単には判断が出来ません。URI における特定のディレクトリから下位のリソースが一つのサイトを形成するとは言い難く、複数のサーバーに跨がっている場合なども考えれると、もはやトップページに書かれた注意書きなるものを探し当てることが困難になる可能性もあるでしょう。<!-- たとえ、「トップ」とか「ホーム」とか書かれたリンクがあり、そこに注意書きがあったとしても、それが当該リソースとの関係を正しく表していると言えるのかどうか。--> それ故、各リソース間の関係を明示するため link 要素等の rel 属性、リンクタイプがあるのではないかと思うのです。リンクタイプを解釈しない UA が多いゆえ、手を抜いてリンクタイプを記述しないでいると、トップページに注意書きを書いたところで、何の効力も無いなんてことになりそうな気もします。

ただ、注意書きについて、もうひとつ、「警告」の類をどうするか。リソースの内容が利用者の気分を害する可能性があり、前もって警告したい場合。利用者に対する親切から、そう考えるなら、これは何らかの方法で、パスワードロック掛けるとか、警告画面を表示するとかしかないでしょう。<!-- そういえば UA のセキュリティゾーンとかに反応させる meta 要素のプロパティとか無いのでしょうか? -->

というか、4、5 とも関係しますが、どうしてもトップページから利用させたいなら、どこへリンクされようとも、トップページを表示(リファラで判断)するような仕組みを使うしかないのでしょうねえ。利用者に甚だ不便を強いることになるような気はしますけれど。


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