つまるところ、日記BBSの過去ログです。各記事の見出し部分のナンバーは記事個別表示のアンカーとなっています。
すっかり忘れていたが、我がカナかな団には、"ほーむぺーじ作成講座"なるものを作って"大手サイト"になる野望があったのだった。思い出したので、原稿を書いておこう。
かつて、ジオン・ダイクンは、WWW で公開されるリソースは、何でもよいと言った。そして、サイト・セブンにおいて、ほーむぺーじを開設し、人の有り様を問うた。そこには、プレーンテキストが置かれ、プレーンテキストの有用性を説いたのだ。しかるに、プレーンテキストは、アクセシビリティは高いが、ユーザビリティが低い。そこで、我が父、デギン・ザビは、マークアップの必要性を説いた。マークアップを施されたプレーンテキストこそ、ニュータイプであると。
しかし、我が父、デギン・ザビは間違っている。マークアップに期待を寄せすぎなのだ。マークアップの本質を、ニュータイプの有り様を見失っていると言えよう。
諸君は、ひらがなのみで書かれた文章を見たことがあるだろうか。例えばこんな文章だ。
そういえば、えぷそんいんくじぇっとぷりんたのよんぺんふちなしいんさつたいおうのまっくおーえすてんようどらいばがだうんろーどできるようになってました。12/20づけとかなので、ねんがじょうにぎりぎりまにあわせたのでしょうか。
出典は面倒なので割愛するが、どうだ、読みにくいではないか。そこで、読みやすくするには、どうしたら好いのか、ガルマ・ザビは何故死んだのかっ。我々は、ひらがな文を読みやすくするには、以下のような仮名漢字混じり文にしなければならないっ。
そういえば、EPSON インクジェットプリンタの四辺フチなし印刷対応の MacOSX 用ドライバがダウンロード出来るようになってました。12/20 付とかなので、年賀状にギリギリ間に合わせたのでしょうか。
ひらがな文は、どのようにして仮名漢字混じり文に変換されたのか。それは、ひらがな文に以下のようにマークアップを施し、マークアップされた部分を、それなりの UA が漢字に変換したからに他ならない。
そういえば、<英単語>
えぷそん</英単語>
<カタカナ>
いんくじぇっとぷりんた</カタカナ>
の<漢字>
よんぺん</漢字>
<カタカナ>
ふち</カタカナ>
なし<漢字>
いんさつたいおう</漢字>
の<英単語>
まっくおーえすてん</英単語>
<漢字>
よう</漢字>
<カタカナ>
どらいば</カタカナ>
が<カタカナ>
だうんろーど</カタカナ>
<漢字>
でき</漢字>
るようになってました。12/20<漢字>
づけ</漢字>
とかなので、<漢字>
ねんがじょう</漢字>
に<カタカナ>
ぎりぎり</カタカナ>
<漢字>
ま</漢字>
に<漢字>
あ</漢字>
わせたのでしょうか。
ひらがな文を仮名漢字混じり文にする。つまりこれは、これこそが、マークアップによって為された、皇国の偉大な技なのであり、マークアップの根源的な本質なのである。
所詮、マークアップなど、この程度のものであるっ。ひらがな文を仮名漢字混じり文にする、読み辛いものを読みやすくする、此処にマークアップの本質があるのだっ。マークアップは万能ではないっ。ましてや、中に玉手箱などないっ。我が偉大なるカナかな団に栄光あれっ。ジーク・カナカナ……。