カナかな団の躁鬱

戦争反対ということで、デモなぞやってみようかと。プラカード持って、ゾロゾロと歩いてみたり。「おいおい、当事国でもない所で、戦争反対しても仕方なかろう。」というので、渡米してデモすることになりそう。

「おいおい、戦地から遠く離れた、弾も飛んでこない様な所でデモしても仕方なかろう。現場でやれよ。」というので、イラクへ行って反戦デモすることに。イラク国民は誰も参加してくれない。むしろ「来るなら来てみろ、ヤンキーゴーホーム。」で戦争する気満々である。困った。

「おいおい、デモ行進如きで、戦争が中止になる筈もなかろう。もっと他の事考えろよ。」というので、『人間の盾』になってみる。うむ、随分積極的な反戦行動である。素晴しい。

と、思ったが、『盾』になった瞬間、戦争に参加していることになるような気がする。攻撃するのが『矛』で、これは言わば戦車の主砲に相当するから、『盾』なら、戦車の装甲に相当するだろう。ということは、自ら志願した『人間の盾』は、非戦闘員扱いにならないような気がする。うむ、困った。

やっぱり、遠くで戦争反対しているのが、安全だ。