カナかな団の躁鬱

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日記

696 山のあな、あな、あな

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2003年10月10日 19時59分

にほんごであそぼ】のおかげで、最近の子供たちが知っているもの。

山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。
ああ、われひとと尋めゆきて、涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。

「山のあなあなあな……」(三遊亭 圓歌)です。「しんおーくぼー」なんてのも思い出します。哀愁があります。姉は従軍看護婦です。

ところで、上田敏といえば、やっぱりヴェルレーヌです。

秋の日の ヴィオロンの ためいきの
身にしみて ひたぶるに うら悲し。
鐘のおとに 胸ふたぎ 色かへて
涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。
げにわれは うらぶれて こゝかしこ
さだめなく とび散らふ 落葉かな。

「身にしみてひたぶるにうら悲し」の節が BBC で放送されると、24 時間以内に反抗開始なのです。独軍は、前もって暗号を入手していたにも関わらず、機甲師団を動かすことが出来ず、戦局は連合軍に有利になっていったのです。

そうそう、再来年の大河ドラマ、義経だそうです。弁慶は誰が演ずるのかって、ボブ・サップじゃん、やっぱ。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

途中で忘れてしまっても、死して屍拾うものなし とか言っておけば、どうにかなります。


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