WR250F めも

日記・カナかな団の躁鬱からの抜粋



日記

853 正しいオフロードバイク選び

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年09月23日 02時56分

ま、バイクとか乗りたいなってことで、その上、舗装道路以外も走りたいなどというモノズキが何を選ぶのか、って話。

思いつくのが、国産 4 メーカが国内向けに売っているオフロードバイク。

まず、ホンダ。赤いバイク買っときゃ間違いない、てなことを巷で言われてます。で、ホンダでは【デュアルパーパス 】てな呼び方をしてますね。5 車種ほどあるようですが、仮面ライダーカリス(相川始)の乗ってる【XR250 Motard】とか【FTR】は、どっちかというと、ターマック(舗装路)主体なので、オフがメインのバイクとなると、【XR250】、その派生モデルの【XR BAJA】、のんびり感覚の【SL230】の 3 車種。

次にスズキ。時々、尖ったバイクを造たっりしますが、オフロードバイクでは、固定ファンが居たり、それなりに評価あったり。これまた、【デュアルパーパス】と呼んでます。オフ主体の 3 車種。【DR-Z400S】は、現状国産国内向け普通免許最大排気量のオフロードバイク。【ジェベル 250XC】、【 DJEBEL200 】は、名前を正確に呼んでもらえないバイク、ナンバーワン。曰く、ジュベル、ジャベル、ジョベルは言うに及ばす、ドジャベルなんてのも。とりあえず 3 車種。

男・カワサキ。やっぱり【Dual Pirpose】って呼ばれてます。【KSR110】は、ちょとお遊びバイクなので除外するとして、意外にカッコイイ【KLX250】と、【Super SHERPA】の二本立て。

面白いのは、ホンダが XR250 Motard をデュアルパーパスに分類したのに、同様のモデル【D-TRACKER】や、【250SB<!-- これ双子なのね --> を、スズキとカワサキが『スポーツ』(舗装路中心のバイク)に分類してるあたり。考え方の相違というか、販売戦略の違いというか。

ホンダの SL230 や、スズキの DJEBEL200 、カワサキの Super SHERPA といった路線は、或るバイクの対抗馬的ラインナップで、それが、今やびんぼーヤマハに残るたった一つのオフロードバイク、【SEROW 225WE】なのです。他のメーカがデュアルパーパスなどと、玉虫色的表現で分類する中、マウンテントレールと銘打ってるだけでもなんかスゲーかも、と思わせるバイクですね。(【トリッカー】も中途半端にオフ色を打ち出してたりするけれど、これはオフロードバイクとは別物)

で、驚くのは、SEROW225WE を始め、各社のオフロードバイクが実に十年くらいは進化してないという事実。つまるところ、昔のバイクでお茶を濁してるわけで、じゃあ各社最新のモデルは無いのかというと、海外向けに生産してたり。排ガス規制等の問題やら、オフロード市場の大きさという問題も含んで、国内向けは、こんなもんって感じなのです。

かつては、最新技術を駆使した先鋭的モデルが林立した時代もあったわけで、そういう時代を知るライダーにとって、現在のラインナップは、あまりに哀しい。よって、逆輸入コンペティションモデルへ走ることになるわけです。

次回は、『逆輸入コンペティションモデルってどーなのよ』の予定。<!-- とか言いつつ、躁鬱日記システムのテストがしたかっただけだったり。-->


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