カナかな団の躁鬱

納得できないといえば、もう1つ、とても大きなものがある。なぜJISキーボードなのか?　正確には、なぜアップルは日本ではJISキーボードを採用しないと売れないと思っているのだろうか? ということだ。

なぜ?そんなん決まっておろうが。カナかな団に敬意を表してのことだ。

例えば、ある日PowerBookがUSキーボードになっていたとする。果たして、量販店での売れ行きに影響があるだろうか?恐らくないと思う。

馬鹿もの。あるに決まっておろうが。だいたい「カナかな団」が買わないぞ。JISキーボードでも、ローマ字入力に支障はないが、USキーボードでは圧倒的にカナ入力に不便じゃないか。

ある調査では、パソコンを使う約9割の人が日本語をローマ字入力しているそうだ。ということは、少なくともキートップのかなは不要ということになる。

かばやろう。ほんじゃ、ある調査ではパソコンを使う約9割の人がOSにWindowsを選んでいるそうだ。ということは、少なくともMacintoshは不要ということになる……か?

ローマ字入力に、キートップのかなはあっても差し支えないが、カナ入力にはキートップのかなは「なくてはならないもの」だと思うぞ。

ま、本題はPowerBookのキーボードが選択できるようにしてほしい、USキーボードを買えるようにしてくれ、って内容だから、本心で「かな」不要論を唱えてるとは思えないけど。

でもいい機会だから、一度みんなにちゃんと考えてほしい。自分にとって最高のキーボードは何か?　プログラマーのオレにとってはUSキーボードだ。あなたにとっては何?　キートップに印刷されているひらがなは本当に必要なのか?

あ、このやろう、やっぱ性悪のローマ人だな。ひらがなは必要なんだってば。マイノリティーだからって無視すんなっ。

来月はJISキーボードの存在そのものに疑問の目を向けてみる。

おぅおぅ、向けてもらおじゃないの、楽しみだわい。ぷんぷん。

参考:Basuke's Homepage

参考:MAC POWER