カナかな団の躁鬱

ローマ字入力の最大の利点は使用するキーの数が少ないことです。なんたって、19個のキーの位置を把握すれば良いことと、キーボードの一番上の段は使用しないので、移動範囲が小さくて済むので、効率的ということです。

カナ入力は覚えるべきキー配列の数が多いこと、移動範囲が大きいこと、shiftキーとのコンビネーションがあることなどから効率的とは言い難いのです。

さて以上から、効率的な日本語入力は、キーの数が少なくて済むこと、移動範囲が小さいこと、他のキーとのコンビネーションが無いこと、ということになります。

むむ、そういう超効率的な日本語入力は存在するのでしょうか。

ありました。その名も「数字入力」。そう、ご存知携帯電話の入力方式です。12個のキーを叩き続けることにより、日本語を入力することができるのです。モード切り替え、もしくは同一キーを連打する手間は発生しますが、親指一本で日本語入力をこなすという超効率的入力方式といえるかもしれません。

■カナかな公告

我々カナかな団は、本日より、ローマ字入力を行う民族を、「ローマン人」(現実のローマ人と区別するため『ン』を追加しました)または「ロマニスタ」、その帝国を「ローマン帝国」と呼ぶことにいたします。また、カナ入力にご賛同いただき、それを実践される方に対しては「カナかな団員」、「カナニスタ」、「カナかな戦闘員」という呼称を使用いたします。

そして第三の種族として、数字入力する一族を「スージー族」、「スージニー」と命名いたしました。

だから、どうってことはありません。