つまるところ、日記BBSの過去ログです。各記事の見出し部分のナンバーは記事個別表示のアンカーとなっています。
新規ウィンドウ。リンクをぽちっとクリックしたら、新規ウィンドウが開くのは或る意味、恐怖だったりします。何故なんでしょう。無闇にウィンドウが開くとOSごと落ちたりした昔の感覚の所為かもしれないし、新しく開かれるウィンドウは広告に違いないという思い込みの所為かもしれないし、はたまた屡々新規ウィンドウの無限ループに陥ったりする某系サイトの所為なのかもしれません。
【日これ(2002-03-07) 】で書かれているように、要は自分の好きにさせてほしいわけです
という気もします。新規ウィンドウを開くかどうかは閲覧者に選択させるべきであるとは思います。
が、しかし、
私にとって、日記から文中リンクを貼るときは関連情報の参照先であることが多く、さらっと目を通してサクッと窓を閉じていただきたいからだ。本を読んでいて、参考文献なり注なりが出てくる。そのときにメインの本をわざわざ閉じずに、開いたままで別の資料に一時的にあたる、という感覚。だから2窓開いてもらってる。
というのも、一瞬、親切だしそんな気もするのです。
それよりも、参照先に飛んでしまったことによってそのサイト内で迷子になり、元の文章に戻ってこれなくなる「ブラウザを使いこなせない人」のために、別窓で開くようにしてある。
っていうのも頷けるのです。巻末の注釈を見ていたら、本文の何処まで読んだのか分からなくなってしまった、なんてことは屡々ありそうですから。実際のところ、私も迷子になるのを恐れて、参照先リンクは本文を全部読んでから、クリックしてたりしますし。
が、しかし。一見親切に思えて、その実、制作者側の横暴だとも思えるのです。自分のサイトに閲覧者を縛りつけておきたい一心で、新規ウィンドウを開くようにしているとも思えるのです。閲覧者が行ったきり迷子になって戻って来なくたって、いいじゃないか。どうして戻ってこないといけないのだろう。戻ってきたい奴は何をしたって戻ってくるし、重要であると思ったらブックマークするだろうし、一期一会、それでもいいじゃあないかとも思うのです。
そもそも、i-modeだと、新規ウィンドウ開かないし。
まあ、たしかにリンク先に飛んでしまったせいで帰ってこれなくなる
という「Webブラウザを使いこなせない人」が多数存在することは否めませんが、そういう人というのは、参照文献(リンク先)をあたっていたら、そっちの話のほうが面白くなって、元のお話(リンク元)などどうでもよくなった人なのだという捉えかたは出来ませんか。<!-- 出来ません。-->
ところで、
横幅100pxだとか200pxでないと閲覧不可能な読者がどれほどいらっしゃるのか。CSSファシズムだと言って糾弾するつもりはないが、500px以上ブラウザの幅を取れない環境であるために私の日記を読めないのなら、残念だけれどもそれによる潜在的なアクセス喪失を引き受ける。
ということで、閲覧者の選別をするのならば、理屈として正しい方法よりも、私は私が見て欲しい人たちが見やすいであろう方法
の一つとしてテーブルレイアウトなんかを選ばずに、是非strictなHTMLとCSSを採用しましょう。たぶんそのせいで喪失する潜在的なアクセス数なんて、知れたもんだと思いますし。
<!-- まさか恒常的な読者の90%がNetscape4.xユーザなんてことは無いだろうな……。-->