カナかな団の躁鬱

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日記

394 スポーツ中継

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2002年06月03日 17時57分

そのイベントが巨大になるほど、無価値なベシャリ、過剰な画面演出、無意味なハシャギが増える。すべてがテイストレスの方向へ行く。スポーツに限らず、普段は無関心のまま放置しているジャンルほどその傾向は強い。

所謂ゴールデンタイムの放送になると、その傾向は更に強まります。もっとも、現在のテレビ番組というのは、ほとんどが無意味なハシャギをメインテーマにしているので、仕方ないような気はしますが。

時々、深夜枠で何故か放送してたりする、メジャーでないスポーツなんかだと、比較的静かに淡々と放送してくれたりということもあるようです。何年か前の深夜、NHK 教育テレビで「卓球」の全日本の試合を放送していたことがあって、割りと淡々と放送されていた(私はこの時、初めて卓球の試合をテレビ放送で見たわけですが、凄く面白い!と思ったものです)し、たしか長野オリンピックのボブスレーだかリュージュだかの放送は、解説者無しのアナウンサーだけの中継で、ものすごく淡々(中間タイムとゴール予測タイムくらいしか話さない)と中継されていた記憶があります。

思うに、解説者無しか、ほとんど語らない解説者を起用した場合には、比較的ハシャギの無い番組に仕上がるのではと思うのです。というか、無闇に煩いハシャギ過ぎの解説者とアナウンサーが多いのでしょうねえ。

一億総白痴化を目指しているのならともかく、テレビ局は、メディア規制法案とか言いながら反対しているより、「知る権利」とやらによって仕入れた情報を、どう視聴者に伝えるかを考えた方がよい時期なのではないかと。


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