カナかな団の躁鬱

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日記

640 がんばれ!!則夫ちゃん

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2003年04月14日 16時24分

昨日は暑いほどの天気でしたが、今日は幾分涼しいようですね。

さて、またまた随分のご無沙汰でしたが、皆様いかがお過ごしたでしょうか。【がんばれ!!ゲイツ君】では、毎度の如く政治絡みの話題を頭に振っていたりしますが、あまり上出来とは思えないので、MS ネタだけに絞った方がいいんじゃないでしょうかね。もっとも、実は MS ネタが振りで、政治絡みの話題が主体なのかもしれませんね、則夫ちゃんの場合は。

イラクではとうとう首都が完全に無法地帯と化してしまい、大使館とか病院からも医薬品やテレビなどを市民が略奪したりする事件が後を絶たない状態だそうで大変な事態になってしまっております。こないだはとうとうメソポタミア時代の世界遺産級の宝物も博物館から根こそぎ略奪されてしまったそうで、被害総額は計り知れないのだとか。
これに対してラムズフェルド国防長官は「イラクの国民はやっと自由を得たのだから、犯罪や悪いことをする自由もあるのだ」などととんでも無いことをほざいておりましたが、これが彼らの言う自由の国の正体というわけです。いやはや自由ってなんてすばらしいんでしょうか。

いやはや自由ってなんてすばらしいんでしょうか と則夫ちゃんは述べていますが、本当に素晴しいと思っているのでしょうかね。もちろん、思っているわけないです。文脈から察するに、(少なくとも)犯罪を行う自由は有ってはならない、と言っているのだと思われます。いやいや、則夫ちゃんのことですから、本心では、いかなる自由も有ってはならない、と思っているのかもしれませんが。

では、則夫ちゃんの言うところの自由な国とはどんなところなのでしょうか。犯罪が完全抑止されている国こそ、則夫ちゃん的自由な国なのでしょうか。犯罪の完全抑止というのは、どうしたら可能なのでしょう。犯行が行われる前に未然に防がなければ、完全抑止にはなりません。犯行が行われてからの、逮捕拘束では、犯罪を行う自由が有ることなってしまうので、則夫ちゃん的自由な国の定義から外れてしまいます。そこで、則夫ちゃんが元首になった国でどのように自由な国を作るのかを考えてみましょう。

まずは、教育でしょう。とにかく他人の財産や生命、並びに社会生活及び社会そのものを脅かすことの重大性をきちんと教え込むことでしょうか。ある程度の効果を上げることは出来そうですが、完全抑止は無理そうです。

では、どうしましょう。それでは、夜中のこそ泥を防ぐ方法を考えましょう。まずは、コストパフォーマンスを悪くして、こそ泥を諦めさせる方法です。家財道具は、ごく低価なもので必要最小限しか家に置かない、金銀財宝は家に置かないようにします。その上、こそ泥は死刑にすることにします。これは、簡単そうです。則夫ちゃんが、悉く国民から税金と称して巻き上げてしまえば良いのですし、刑を確定するのも則夫ちゃん自身ですから。こうすれば、リスクが高くなって、こそ泥を諦めるやもしれませんね。

まあ、それでも、極貧ともなれば、多少でも裕福な家庭を狙う可能性がありますし、何より金銀財宝を集めてしまった、則夫ちゃん宮殿がこそ泥の対象になる可能性もあります。いけません。どうしましょう。警備員を増やすことにしましょう。宮殿の入り口、いやいや、周囲をぐるっと取り囲むように警備員を並べましょう。ついでに夜間外出禁止令も出しましょう。でも、これだけでは、禁止令を破る自由は残っていそうです。駄目です。不安です。町々に見張りを立てることにしましょう。見張りは十メートル間隔で並べましょうか。いっそのこと、国民一人につき一人、見張りをつけましょうか。それでもって、不穏当な発言したりする国民は、逮捕拘束死刑にするのです。こうすれば、こそ泥以外の犯罪も未然に防げそうですね。

やりました。犯罪の完全抑止が出来そうです。なんて素晴しい自由な国なんでしょうか。え?則夫ちゃんは、富を集めたりしませんって?フセインに好意を抱いているようですから、似たような国家を作るかと思ったのですが。富は、国民に均等に配分するのですか。そうですか。それでも、欲張りな奴は出て来ると思いますが……、まあ、いいです、好きにしてください。

さて、今回は「空想則夫ちゃん国家」をお送りいたしましたが、こんなところで何を書いたところで、【がんばれ!!ゲイツ君】から政治絡みの話題は無くならないでしょうね。それは、きっと『仕様です』から、たぶん。

それでは、また次回まで。さようなら。


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