カナかな団の躁鬱

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日記

770 孤立したリソースにアクセス

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年02月13日 12時48分

もっとも、Google が、孤立したリソースをインデックスに加える可能性は、かなり低そうで、実際に当サイト内の孤立したリソースは、Google のインデックスには登録されていませんでした。

URL が Google に登録申請されると、Google は次回のクロール時にその URL を探します。既に URL を登録申請している場合、そのサイトは新しいインデックスに表示され、現在のクロールが完了したときに掲載されます。しかし、他のサイトからリンクされていない場合、クローラがそのサイトを見つけることは困難です。逆に、多くのサイトがそのサイトにリンクしている場合は、自ら URL を登録申請しなくてもクローラが見つける可能性が高くなります。

Web サーバーへのリンクを公開しなくても、そのサーバーの存在を隠しておくのはほぼ不可能です。誰かがその秘密のサーバーから他の Web サーバーへリンクをたどると、秘密の URL が参照タグに含まれ、別のサーバーによって参照者ログの形で保存、公開される可能性が高くなります。Web 上のどこかに秘密のサーバーやページへのリンクが含まれている場合、Googlebot や他の Web クローラに見つかります。

つまり、サイト管理者が秘密にしておくつもりのリソースが、アクセス制限をかけずに、公開ディレクトリ直下に置かれていようとも、どこからもリンクされず、孤立していれば Google のインデックスに登録される可能性は、ほぼ皆無で、Google が【不正アクセス行為の禁止等に関する法律 第三条 2 項】により訴えられる恐れは、無いということで。

ところで、アドレスバーにランダムに URL を打ち込んで、たまたま孤立したリソースにアクセスしてしまった場合、不正アクセス行為になるのかどうかは、特定の URL が【識別符号】と見做されるかどうかがポイントかなぁ、なんてくだらない事を考えるのはやめようっと。


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