カナかな団の躁鬱

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日記

832 じーてんしゃ、自転車

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年07月09日 15時36分

某日。

下の娘が、補助輪を取れと、煩い。補助輪とは、言わずと知れた自転車の後輪に付いてる転倒防止用のアレである。

なんでも、幼稚園のお友達が、補助輪無しの自転車に乗っていたそうで、妙なところで負けず嫌いな下の娘は、アタシも乗れるから取れ、と騒ぐわけである。まあ、間もなく5 歳になるわけだし、両足も地面に届くようだから、練習するには好い機会だろうと外してやることにする。

ちなみに彼女が乗っている自転車は「セーラースターズ号」で、姉のお下がりである。そういえば、姉の方はチャレンジ精神が皆無に近いせいか、自ら補助輪を外すような要求もなかったので、補助輪を外したのは、下の娘に比べてもう 1 年ほど後だったような気がする。実は、姉の方が補助輪を外したのは、上手い練習方法を思いつき、これなら簡単に乗れそうだと思ったからで、思いつかなかったら、もっと後になったことだろう。

で、その時は、まあ、我ながら上手い方法を思いついたもんだ、と感心していたんだけれど、世の中そのくらいのことは思いつく人がいくらでも居るわけで、後に、既にポピュラーな練習方法だったことを知り、ちょっと残念だったり。

とまれ、補助輪を外し、姉の時と同じ練習方法で自転車の乗り方を教えてやることにする。その練習方法とは、とりあえずペダルは無視して、足で地面を蹴って前へ進むという極く一般的なアレだ。まず自転車のバランスの取り方を学び、次いでペダルを漕いで前進する方法を学ぶという、二段階方式。この方式の好いところは、第三者が補助してやることなく、比較的短時間で習得できる点にある。

最初は、足を地面に着けて乗るので、恐怖心が少ない。歩くように足を前後させ、自転車を前進させているうちに、どちらの足も地面に着いてない瞬間が生まれる。次第にその瞬間が長くなれば、下り坂を進行する自転車と同様な状況となるわけで、二輪車のバランス感覚の 70% は、マスターしたことになる。後は、発進の勢いをつけ、ペダルを漕ぐだけである。

そんなわけで、妹の指導は姉にまかせておいたら、ものの 1 時間もしないうちに、なんとか自走できるようになった。まだ、ちょっと不安定で時々転倒したりするが、姉に比べると、おそろしく早い(姉の方は、足掛け 3 日、計 6 時間くらいかかった)。で、当人、既に自転車に飽きたらしく、「よし。じてんしゃはのれたから、つぎは、いちりんしゃ」だってさ。


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