カナかな団の躁鬱

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日記

856 正しいオフロードバイク選び 2

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年10月03日 02時28分

ヤマヲタが何を言うか。っていう話でしかないんだけどさ。

まー、先日書いた通り、国産オフロードバイクは、もう 10 年も進化が止まっちゃってるわけですが、とは言っても、それじゃ駄目バイクなの?ってゆーと、そーでもないわけで。エンデューロレースに出て、勝ちを狙うのでも無い限り、走らないというわけではないのね。林道レベルからちょっとした獣道なら、ほぼ走破できる性能は持っているし、場合によっては逆輸入コンペティションマシンより優れているかもしれません。

例えば、【SEROW225WE】なんてのは、フルサイズ(タイヤ径は、F:21" / R:18" )なのに、足着き性も良いし、多少エンジンが非力だけど日常のシーンでの不足は無いし、むしろ振り回せる車体は、山奥に行くにつれて、重宝するし。まさに、マウンテントレール。もう、初心者はコレ買っとけ、てなもんで。

フルサイズといえば、HONDA【XR250】だって、別に問題があるわけじゃない。それっぼい格好だし、それなりに気持ち良く走るし。まあ、HONDA ってのが、ちょとイヤか。

とにかく、そこいらの林道を走るなら、ましてや日常の足としても使うなら、国産トレールで必要且つ十分なのだ。なのに、何故に、逆輸入コンペティションマシンなのか。まあ、簡単に言うと、それがカッコイイからで、それに乗って走るのがカッコイイ、或いは、楽しそうだから、つまりは好きだから乗るってトコなんだけど、瑣末なトコをつけば、『軽さ』と『パワー』と『足廻り』あたりの魅力だろな。

コンペティションマシンてのは、日常の足としてのユーティリティ、ユーザビリティを切り捨て、耐久性に目をつぶることにより、軽くなり、よりストロークの長い足廻りを持ち、パワーが出せるわけで、より尖った性格になってるのね。逆に、一般公道ユースを念頭に置いた国産オフロードバイクは、そういった部分を背負い込むが故に、重く、非力なエンジンとプアな足廻りで、パッとしない性格に成らざるを得ないのよ。とは言っても、実際に走るシーンでは、大差ないんだけど、その僅かの差が魅力なんだな。全行程の内、ほんの一瞬だけしか、『軽さ』と『パワー』と『足廻り』の恩恵には与れなかったりするんだけれど、そのなんつーか、馬鹿ッパワーでドヒューンのバヒューンでドギャギャギャギャーのズバババーンの瞬間が堪らなかったりするわけ。

こんなとこ来るなら、SEROW225WE の方がヨカッタなー、なんてことは間々あるし、コンペティションマシンとして、ユーティリティ、ユーザビリティを切り捨てた部分に対する不安もあったけど、やっぱり面白いんだわ、WR250F の方が。

てなワケで、この話、まだ続くでしょー。


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