2日目は竜洋の走行会なのだが、私は娘の発表会があるのでパス。
15時30分、クラブ員に別れを告げ、アイザー師とともに渚園を後にしたのであった。
渚園から有料道路を通り、浜松西ICを目指したが、なんとこの有料道路3ヶ所も料金所がある。一回払ったらおしまいだろうと思って、2つ目は思いきりパスしたら、係員が夢中で手を振っている。区間ごとに料金が設定されてるのだそうだ。まあ、めんどい。
それなりにトバしたら、おもしろそうな道路だったけど、初めてだし、ゆっくりと走ったので、少々消化不良・・・。
往路の逆で東名を走ることにして、浜松西から三方原PAへ。日帰り組も多いのか、何台かバイクが停っている。陽射しはすっかり夏の午後といった感じで、蒸し暑い。
とりあえず順当に走れば、7時過ぎには海老名SAへ辿り着くだろう、ということで、次の富士川SAを目指して走ることに。
午前中のパワーはすっかりカゲをひそめて、クルマの後についてゆっくり走っていると、睡魔が襲ってくる。三方原を出て約50km、意識が朦朧としてきたので、たまらずSAへ。
牧ノ原SA。
うわあ、だいぶデカイSAだ。とにかくバイクを停めて、ふらふらしながら、ベンチへ腰をおろす。眠い・・・。走っていると、一瞬視界がふっと消えてなくなる始末。これはマズイ。ベンチで横になり、ふと見上げると、ドリンク剤の自動販売機。怪しげな名前のドリンクを3本飲んで、軽く体操をしたあと、再び本線へ。次は富士川SAだ。
ドリンクのおかげか、しばらくは快適に走行。しかし、残り距離数が気になりはじめると、次第に頭がパ〜になってくる。なんとか、どうにか富士川SAに到着。
東名のSA、上りと下りではだいぶ様相が違う。下りのSAは、昔ながらのおざなりな感じだったけど、この上りの富士川はマクドナルドはあるし、なんだか立派である。その恩恵に預り、ハンバーガーを食して、なんとかそのパワーで海老名まで行くのだっ!!
富士川を出てしばらくすると、路面がウェットに。どうやら雨の直後を走っているようだ。いくつかのトンネルをぬけたところで、シールドに水滴がつくようになり、本降りではないのだが、しかたなくカッパを装着。このカッパKENZの十数年前のモデルである。なんたって蒸れる。雨の中無理してもしかたないので、巡航していると再び睡魔が・・・。歌を歌ってみたが、支離滅裂でますます悪循環。まるで遠隔操作のごとく、雨中を漂い、気がついたら海老名へ着いていたのであった。ここでアイザー師と別れ、1時間ほど休んでから、首都高へ。用賀付近で雨がやみ、路面もドライとなり、カッパを脱いで気持ち良く快走。
混みあう環状線のコーナーを楽しみながら、どうにか走りきり、高速三郷線から常磐自動車道へ。岩間を過ぎた辺りで、霧雨となったが、一度脱いだカッパを着る気にはなれない。そのまま走り続ける。23時を回った常磐道はクルマも少なく、寂しいかぎりだ。友部SAをパスして、見慣れた風景となり、水戸ICに23時40分。
そして23時50分、どうにか帰宅。全走行距離792.1km。
ああ、耳鳴りがする・・・。