いやはや、オンロードバイクから遠ざかること、10年。1998年能登攻撃には、オフロードバイクを使い、さんざんな目にあったカナかな団首領は、ついに主力戦闘機を配備。とりあえず、シェイクダウンもかねたツーリングを企画したのであった。
思い返せば、1998年8月、「能登の国まで'98」攻撃で局地戦闘機を使ったばかりに、硫黄島上陸作戦なみの苦労を強いられ、その反省から主力戦闘機の配備を渇望していたワケであったが、今年も能登へ攻撃をしかけるべく、その戦闘機の検討に入ったのが発端であった。
カナかな団首領は、そのライダー歴は長いものの、資格がない。いや、免許はあるのだが、いわゆる中型、普通二輪免許っていうやつしかない。だいたい、早起きはキライだし、決まった時間に教習所に行くなんて、大の苦手なのだ。それに、昔の大型バイクには、今ひとつ食指を動かされるモノがなかったせいもある。
ということで、主力戦闘機の選定も限定されてくるワケだ。おおむね、ヤマハファンとして、かつては選定していた轍を踏んで、YAMAHA R-1Zを所望(どうせなら車検のない250のほうがイイかな)したのであるが、な、なんと生産中止。うむむぅ。では、400クラスでもいたしかたないか。しかし、4気筒には乗りたくない。となると、ヤマハではSRX-4(いや、SRじゃ、ちょっと・・・)くらいしかない。少々、馬力不足だが仕方ない。ま、以前にも乗ってたしな。うん、これでいいや。ところが、どっこい。またもや、生産中止。ひええ。免許取得が簡単になったので、主流は大型車に移ってしまったのね。
友人が、ドカのF-3中古を安く譲ってくれると言うのだが、クラッチがエライ重い。非力な首領としては、これでは10km以上走れそうもない。ダメだ・・・うううう。
ふと、バイク屋の壁を見上げる首領の目に、1枚のポスターが・・・。
SUZUKI SV-400? なんだ、こりゃ。Vツイン、53馬力・・・?
ええ〜い、仕方ない、売ってないモノを買おうったって、そりゃ無理。スズキだっていいじゃないかッ。そして、GSX-R、SX-200R以来のSUZUKIということになったのである。
が、しかし、結局2人めの娘が誕生したりで、能登攻撃はできなかったのであった。