カナかな団の躁鬱

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日記

13 ローマ数字の悲劇

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月11日 15時14分

「ZRX-(監)」などという表示を見ると悲しくなってしまいます。ローマ数字の「2」なんでしょうが、フォントによってはローマ数字で表示されず、「(監)」になってしまいます。じゃあ、「ZRX-2」と表記すればいいのかというと、それも悲しいです。

いったいどうしたら、ローマ数字のないフォントでローマ数字を表示できるのだあっ。実体参照もないぞ。

と、思ったら…

ローマ数字では、すべての数を、7種類(M,D,C,L,X,V,I)の文字で表します。

などと解説を発見。

あ、なんだ、単純にアルファベットで表記すればいいんですね。例えば「ZRX-II」というように。

はて?この場合、lang属性指定したほうがいいのか?ローマ数字なんて言語コード……見当たらない…。

14 Re: ローマ数字の悲劇

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月12日 00時07分
  • 返信先 13

実体参照もないぞ。

あらら、実体参照はあるのだそうです。

実体参照はあります。 大文字なら Ⅰ 〜Ⅹ まで。 小文字なら ⅰ 〜 ⅹ までが相当します。

なるほど。

これだと、1〜10まで各1文字ずつで表示されますね。

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹ

ううむ…。

でも、ローマ数字はアルファベットで表記されるもので、「1」は「I」がひとつ「2」は「I」がふたつ、というように解釈すれば、単純にアルファベット並べただけで正解な気もするなあ。

しかし、文字コード、いろいろ奥が深いのですねぇ。

<!-- なんか実体参照検索してたら文字コードにかんするページがいっぱい出てきて、なおかつややこしいかったのね -->

42 ギリシャ数字……

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月24日 18時29分

併し先刻(さっき)気附いたのだが、例へば「ドラクエ III」と云ふ記述は音聲讀み上げ UA では「ドラクエ アイアイアイ」と讀まれて了ふのではないだらうか

ふぅむ。たしかに数字なのか、アルファベットの羅列なのか区別つきませんね。ギリシャ数字やローマ数字が、数の表記法という点ではあまり優れたものではない(数字の前後関係で引き算の必要が発生する場合がある!)し、現在では数字として用いるのに無理があるということなのかもしれません。

逆に考えれば、「III」は「3」と読んでもいいし、「アイアイアイ」と読んでもよい文字(記号)ということになるような気がします。つまるところ、ローマ数字はアルファベットの羅列でしかないのかも。数字として表記するなら、算用数字を使用すべきなんでしょう。

オマケ→【神姫観光送信フォーム】、ローマ数字で記入しろって言われても……。

それと、周波数「Hz」はhertzと書けばいいのかも。

あ、ところで、ギリシャ数字とローマ数字は別物のようです。

44 ローマ数字……

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月25日 02時35分

ローマ数字では、1〜10までを表すのに、I、V、Xの3つしかありません。1はI、2はIを二つ並べてII、3はIII、4はIV、5はV……、と表記します。(0はありましぇん)

ということは、実体参照でのローマ数字の表記は、算用数字の代替として1〜10までをそれぞれ1字で無理矢理表したもので、正しい表記方法ではないといえる気がしてきました。

……しかし、よく考えたら私はカナかな団の首領なので、ローマ人の数字をあれこれ脳内で考察しても、わかるはずがないのです。図書館へでも行ってきます、はい。

ところで、ギリシャ数字。ローマ数字とは、5、10、100、500、1000などを表す文字が違うようです。でも、これはアルファベットの違いというか、本当は同じようなものなのかも……。

やっぱり、図書館に行こう。

45 ギリシア数字

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月25日 14時26分

ギリシア

うひゃあ、ギリシア数字はヘロディアノス記数法とイオニア記数法ってのがあるのですね。ヘロディアノス記数法は、ローマ数字に似てるけど、なんか表記方法が違うんですねぇ。イオニア記数法では1〜9まで各数字に対応する文字がある時点で、ローマ数字とは違うようです。

うぅむむむむ。おもしろい。

48 あくせくしているびりてい

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2001年07月26日 11時32分

濟し崩し的に採用された「不思議マークアップ」を否定して「正しいHTML」を支持すると言ふのなら、濟し崩し的に採用された「現代かなづかい」を肯定して「正しい假名遣」を否定するのは異常。

ローマ数字の音声読み上げUAでの挙動について考えたとき、「正字正かな」はどうなってしまうんだろう?と、ふと思いあたりました。ちゃんと読み上げてくれるのだろうか、読み上げてくれないとすれば、アクセシビリティが低いということになりそうだな、とぼんやり考えていたのです。

しかし、文化とは言語であります。言語の否定は文化の否定であって、してはなりませぬ。

ということで、言語コードです。英語なんかも、何種類かあるのですから、日本語が"ja"ひとつってのは、変です。そこで、現代かなづかいを"ja"、正字正かなを"valid-ja"、ついでに(謎)かなづかいを"nazo-ja"、ってな感じで追加するというのは……駄目ですか……?


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