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『構造』だなんて、大袈裟な。
常日頃、法文や小難しい論文を作成していて、それらにマークアップを施したい、という人は、構造というものを理解しているので、妥当なマークアップを学習するのにやぶさかではありませんし、その能力もあります。こういう人にはトリッキーな作戦を使わなくても、学習させることが出来るでしょう。
そもそも作文(含む小論文)しか書いたことがない人間には、文書構造といわれてもピンとこないのではないかと思ったりしている。
さあ、作文(小論文なんていう高級なものは除く)しか書いたことがないような、初心者をどうするかですよ。しかし、ご安心ください。たぶん、そもそも作文しか書いたことがないような人は、複雑な構造を持つ原稿からホームページを作ろうなんて思わないからです(断言ッ)。
作文のように、シンプルかつリニアでフラットな原稿ですから、構造なんてものに悩まされる間でもなく、マークアップの基礎を習得できるのです。何より、マークアップの基本は、文書各部の意味付けであります。此処は見出し、其処は段落、此方は表、といった具合に。各々の関係は二の次で構いません。しかも何たって作文ですから、構造らしい構造もありません。精々『見出し』と『段落』のマークアップだけで終わります。極端な話、始めは『 h1 』と『 p 』だけ教えれば、事足りそうです。で、それから追々マークアップを完成させていくという手法を取ると。複雑な構造なんてものを考えるのは、ずーっと先の話でいいんじゃないでしょうか。
とにかく、いきなり『ホームページ』は作らせない。片鱗も見せない。順を追って、学習させていく。これしかないと思うのですが。<!-- んな、まどろっこしい教室なんかに参加しねーよ。っていう人は、どうやったって、学習しっこありませんから、放置するしかないと…… -->