つまるところ、日記BBSの過去ログです。各記事の見出し部分のナンバーは記事個別表示のアンカーとなっています。
なんでも、ググりゃあイイってもんでもないだろうと。
ということで、原典に当たってみよう。W3C HTML4.01 仕様書では、リンクについてどう勧告しているのでしょう。
リンクとは、あるWebリソースから他のリソースへの繋がりのことである。 単純な概念ではあるが、リンクは、Webを成功に導く原動力のひとつとなってきた。
繋がり
と書いてあります。まさしく 単純な概念
で、単に 繋がり
なのです。そのリンクの構造について下記の様に記されています。
1つのリンクには、アンカーと呼ばれる2つの端点と、1つの方向性とがある。 リンクは、始点側アンカーから出発し、終点側アンカーを指し示す。
リンクは、何かを 指し示す
ものということになっています。まあ、a 要素を構成しているものの基本的な部分は、多くの場合、その内容と場所情報(URI)だけなので、確かにその通りでしょう。具体的に、リンクについてブラウザがどう処理すべきか、となると、
リンクに対応するデフォルトの動作は、他のリソースを取得することである。 この動作は一般的に、リンクを選択すること(マウスでクリックする、キーボードで入力する、など)によって引き起こされると期待される。
とあります。つまり、リンクとは、他のリソースとの繋がりを表し、a 要素としてマーク付けされた部分は、関連するリソースを指し示し、利用者のアクションにより、そのリソースを取得することができるもの、ということになります。
やっぱり、a 要素の内容は、取得されるであろうリソースを表す言葉が相応しいということなんですよ。たぶん。