カナかな団の躁鬱

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日記

873 リンクとは(a 要素の内容)

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2004年12月13日 14時17分

なんでも、ググりゃあイイってもんでもないだろうと。

ということで、原典に当たってみよう。W3C HTML4.01 仕様書では、リンクについてどう勧告しているのでしょう。

リンクとは、あるWebリソースから他のリソースへの繋がりのことである。 単純な概念ではあるが、リンクは、Webを成功に導く原動力のひとつとなってきた。

繋がり と書いてあります。まさしく 単純な概念 で、単に 繋がり なのです。そのリンクの構造について下記の様に記されています。

1つのリンクには、アンカーと呼ばれる2つの端点と、1つの方向性とがある。 リンクは、始点側アンカーから出発し、終点側アンカーを指し示す。

リンクは、何かを 指し示す ものということになっています。まあ、a 要素を構成しているものの基本的な部分は、多くの場合、その内容と場所情報(URI)だけなので、確かにその通りでしょう。具体的に、リンクについてブラウザがどう処理すべきか、となると、

リンクに対応するデフォルトの動作は、他のリソースを取得することである。 この動作は一般的に、リンクを選択すること(マウスでクリックする、キーボードで入力する、など)によって引き起こされると期待される。

とあります。つまり、リンクとは、他のリソースとの繋がりを表し、a 要素としてマーク付けされた部分は、関連するリソースを指し示し、利用者のアクションにより、そのリソースを取得することができるもの、ということになります。

やっぱり、a 要素の内容は、取得されるであろうリソースを表す言葉が相応しいということなんですよ。たぶん。


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