ROADSTER

CITROEN BX19 Tri

シトロエン / BX19 Tri / おふらんす製 / 1.9L / AT

おふらんすの車ざんす。

1.9Lという中途半端な排気量で、ハイドロマチックというわけのわからないシステムを搭載している。こりは、サスペンション及びブレーキを油圧で制御するもので、乗り心地はたしかに普通の国産車とは、一風違ったものになっているざんす。特に高速道路をかっとんで行くときなど、魔法の絨毯に乗っているようざんす。全体的にローギヤードで、エンジン回転は常に高め。国産車より元気よさげな、加速感になってる。ブレーキがくせもの。ストロークが短く、「踏んでいる」という実感がない。ハイドロマチックのせいで踏力と実際のブレーキ感がマッチングしないざんす。でも、停止距離は、ごく普通か、ちょっと短いかもしんない。

このスタイル、今や国産ではほとんどないハッチバックである。世の中みんなツーリングワゴンとかになってしまって、こういうかたちは、見なくなったざんす。乗用車ベースのこういうハッチバックとワゴン、どっちがよいかっていえば、ハッチバックざんす。だって、おしゃれだもん。ワゴンは、貨物車ざんす。このBX19を運転していると、南仏にバカンスに行く雰囲気ざんす。え、車のでき?ふふ。おふらんす製なので、それなりざんす。冬が少し困るざんす。エアコンディショナーが、ちょっと問題あるざんす。正面からはボーボーと風がくるのだが、足元にちっとも出ない。もっとも、足元が温かくならないので、眠くならないというメリットはある……。

ハンドリングは、これまた、ハイドロマチックのおかげで意外にクイックだったりする。妙に足回りが踏ん張った感じがするので、アベレージスピードが高くなっても、腰砕けになったりはしないざんす。写真は、会津高原台鞍山へスキーに行ったときのもの。フロントのみチェーン装着しているが、タイヤはノーマルざんす。路面凍結していたところで、何度かリアを振り出したけれど、アクセルコントロールを間違えなければ、ハイサイドになることはないし、リアが流れている状態でも、とってもコントローラブルざんす。ところで、この車は、おねいちんの車で、その後ハイドロマチックが不調になり、新型のエグザンティアの下取りになったざんす。しっかりした整備屋さんを知っているなら、おすすめの車ざんすよ。


案内


Navigation


ROADSTERについて