カナかな団の躁鬱

つまるところ、日記BBSの過去ログです。各記事の見出し部分のナンバーは記事個別表示のアンカーとなっています。



日記

911 恒久的な URL

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年07月12日 13時59分

えーと、『カナかな団の躁鬱_Preview』は、『カナかな団の躁鬱』を簡単に更新するためのスクリプトです。 原稿 と銘打ってあったりします。色々と制約があって、マークアップもお粗末(段落と引用、アンカーしか使えません)ですので、 この記事の予想される永続的 URI を持つ正規のリソースとする場合には、色々と手を加えねばなりません。

ま、手を加えるのは簡単なのでどうでもいいのです。話は、その 永続的 URI についてなのです。これは、本当に永続的なのかと問い詰めたいのです。小一時間……(略)。

嘘です。永続的なものであるはずがありません。そもそも、二度ほど、ドメインが変わっています。もちろんサーバも変わっています。リダイレクトしてたりしますが、そりゃ便宜上のもので、既に同一性のある URI ではありません。

現在、ロリポサーバを借りて、AboutWorks.com なんてドメインを取得してますが、財布の中身が無くなるか、私自身が消滅すれば、契約期間満了を持って、この『カナかな団の躁鬱』を含めた諸々も、消滅します。<!-- その前にロリポが倒産したりしないように、祈ってますが……。みんな、ナウでヤングなレンタルサーバは【ロリポ】だよぅ。-->

そりゃ、ドコかでアーカイブしてたりするかもしれません。でも、それだって永続性が有るかどうかと問われれば、長期的には怪しいものになってしまうでしょう。

まあ、この地球上で永続的とか恒久的なんて言葉は、そもそも夢幻の類なわけですが。

さて <!-- Windows IME の野郎、変換できねえょ -->、なんでこんな話を書いているかと言えば、【もう一回言っておくか - Subterranean Homesick Blues】に興味深いコトが書いてあったからです。

その人が責任を持てない(=恒久的なURLを持ち得ないリソースからの)言及は「可能な限りおやめ下さい

恒久的な URL なんて、想像の産物です。所詮、はかないもんなんです。だいたいデジタルデータなわけで、石を彫ってるわけではないのですから、いつでも改変自由なわけです。恒久的な URL かどうかと、責任の有無は関係ありません。そもそも、

僕は下書きを書かないので、誤字脱字を含めエントリの内容をしょっちゅう書き換える。ただし、絶対に最初に公開した時の内容に沿うよう、添削した箇所はそれなりのマークアップ、スタイルを適用するようにしている。

しょっちゅう書き換える と本人も言ってるのです。つまり、恒久的な URL を持ち得るリソースが、不変かどうかという点については、そのリソースを書き換える権限を持つ人間次第ということになります。よって、 恒久的な URL を持ち得ないリソースからの言及は「可能な限りおやめ下さい」 という一文はナンセンスでしかありません。

というか、本当は、 僕の気が済むまで、正々堂々とぶちのめします という一文に現れているように、彼は、言及されるのが嫌なのじゃなかろうかと思うのです。

批判的意見大歓迎です。批判ページからリンクを張るも良し、メールで意見してくれるも良しです。ただし、下書き等の「恒久的なURLを持ち得ないリソース」から当サイトに言及するのは可能な限りおやめ下さい。リンクを張ること自体は構わないのですが、そのようなリソース上に当サイトへの言及があると非常に不愉快です。こちらからリンク先へ真剣に言及すべきかどうか、判断出来ないからです。

反論できないような状況下での言及は、 非常に不愉快です と述べていますが、儀礼的無関心じゃないけど、一般に公開している以上、止むを得ないコトなんじゃないかなあ、と思うのですが……。

人の口に戸は立てられないし。

912 Web めも:ZoomSight:マッチポンプかよ

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年07月25日 19時51分

警察庁の指示がスパイウェア感染を招き金融被害をもたらしている可能性 − 後悔しないためのWebデザイン - Webビジネスコンサルタントのネタ帳】とか、【 高木浩光@自宅の日記 - 警察庁の指示がスパイウェア感染を招き金融被害をもたらしている可能性 】。

なんつーか、【日立公共システムエンジニアリング株式会社】の【日立GP : ZoomSight】なんですけど、とりあえず『文字拡大』を試させたいが為に、わざと小さい文字になるようにスタイル書いてるんですよね?つまり、ZoomSight を普及させるための「アクセシビリティへの配慮」をしていますよと。

だって、とりあえず本文の fontsize を 100% 指定してたら、利用者の好みの文字サイズが反映されるわけで、拡大なんてする必要が無いわけで、そうなったら、『文字拡大』なんて必要ない機能だとすぐ気がつかれてしまうわけで……。<!-- もっとも、当該サイトは、概ね良好なマークアップが施されてる故、スタイルシートを使用しないか、ユーザースタイルシートで閲覧すれば、文字サイズの問題は解決されるんだけれど。 -->

だいたい Windows オンリーの配慮てあたりが、ちっとも、みんなにやさしくありませんし。<!-- 少なくとも俺はガッカリだよぅ。 -->

たぶん、例外無しに馬鹿なんじゃないかと。

913 motoGP:ドニントンパーク

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年07月26日 03時34分

F1 ホッケンハイムは、全然煮え切らない結果でございましたねえ……。

そんなことより、motoGP ですよ。ジオン軍のモビルスーツ M1 に乗る『青い彗星』ロッシは、破竹の快進撃を続け、ル・マン、ムジェロ、カタルーニャ、アッセンの戦闘と、勝利を欲しいままに連勝街道ばく進中。ラグナセカでは、ジモティにやられましたが、俄然怒濤のランキングトップ。

シーズン序盤、戦闘力不足に見えた M1 も、実はフロントのセッティングの自由度の高さが逆に災いし、なかなかベターな位置が探り出せなかったということで、今や、連邦の 211V とほぼ同等の戦闘力を擁すると言っても過言ではあるまい、なんちて。

で、ドニントンパークですよ。

いやー、ハラハラドキドキ、実に面白かったですねえ。大雨の中、飛び出した連邦のセテでしたが、大方の予想通り、早々と自滅。代わって雨には強い連邦のバロスが、レースを引っ張りました。そして、その背後からひたひたと迫る、第三の勢力が……。

昨年から今年の motoGP は、連邦の包囲網を、ジオン軍の『青い彗星』ロッシが如何に突破するかという様相を呈しているわけですが、そのどちらでもない、というか絶滅種族かと思われたスズーキ族のケニー(息子)が、大雨の中、いぶし銀の走りを見せ、トップに絡んできたではありませんか。

連邦のニュータイプ、メランドリは経験不足から早々にリタイア。『青い彗星』とはいえ、スリッピーな路面にてこずり、あわやというようなハイサイドも……。ど、どーなるんだぁっ。

ドキドキしながら観戦してたわけですが、やっぱり『青い彗星』。役者が一枚も二枚も上手だったようで、ブレーキミスの後、スパートをかけトップに立ち、そのままリードを保ちつつゴール。来期契約が怪しい、やけっぱちのケニー(息子)が 2 位、3 位には連邦のバロスが入りました。

で、4 位にはもう一台のジオン軍、コーリン・エドワーズが来たのですが、これでチャンピオンシップでも、2 位のメランドリに 1 ポイント差の 3 位。うーむ、M1 の戦闘力、相当なものなのかも……。

250cc、125cc は、柿色がんばりました。おめでと。

914 バイクめも:ED-PRO

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年07月29日 19時24分

やや出遅れ。

ブーツの話なんですけど、ガエルネの ED-PRO、ついこないだ 404 に進化したかと思ったら、【オートバイ少女 | ED-PROプロトタイプ!】ってことで、更に進化しそうなわけです。ED-PRO の歴史とか方向性は、【靴屋の徒然日記 blog プロトタイプED-PRO?】を参照ってことで。

その昔、全プラスチック製のブーツが、SCOTT から売り出されていたことはありましたが、それはともかく、AXO のゴム・プラスチックだらけのブーツ以来、MX ブーツはプロテクト重視で作られていまして、まあ、安心感はあるんですけど、操作フィールとか履き心地の面は、少々置き去りの感があったり。

とにかくブッコロンデモ怪我シナイように、っていうのがレース参戦する本格ライダーの希望なので、仕方ないとは思いますが、MX ブーツは、へなちょこライダーにとって、あまりに自由度が低過ぎるのが現状なのです。

実は、今年になって、SG-1 から ED-PRO 403 に履き替えたのですが、歩くのも楽だし、非常に操作しやすく、なんというか足元のコントロールが細かく出来るような気がして、気に入っているのです。

転んでも大丈夫なようにガチガチに固めるのも有りなんですけれど、かえって操作しづらくなって転倒につながる可能性も有るわけで、それなら多少プロテクトが落ちても自由度の高いモノで、しっかりコントロールした方が安全かな、って気がするわけでして。

とはいっても、現状の ED-PRO 404 は、若干へなへなな気がするのも事実でありまして、自由度を保ったままプロテクトを増加する方向なら、大歓迎ですねぇ。

今すぐにでも、欲しいところですが、【靴屋の徒然日記 blog】によれば、リリースは どんなに早くても来年2月 だって。待ち遠しい限りであります。

915 motoGP:ザクセンリンク

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年08月05日 12時38分

セテ、セテ、セテ。

なんというか、駄目な奴です、もはや。

motoGP 戦線は、戦場をドイツに移し、舞台は連邦に有利と言われるザクセンリンク。案の定、ジオン軍の M1 はセッティングに苦しみ、青い彗星ロッシはプラクティスで転倒までする有様。ポールポジションは、ラグナセカ優勝のニッキー・ヘイデン、セカンドポジションにセテ・ジベルナウ、我らが彗星ロッシは 4 番手という予選結果。

連邦の 211V に対し、若干アドバンテージが有るんじゃないかと言われつつある M1 も、ここでは苦戦が予想され、セテの逆襲が始まるのかと……。

決勝レースは、抜きどころの無いレイアウトに苦しみ、青い彗星ロッシは、先頭集団にはいるものの、レースをリードすることは出来ず。セテがトップに立ち、このまま終了かと思われた、残り 4 周、セテが後方を振り返る。おそらく、セテは、パスされそうなコーナーがいくつかあることに気づき、2 番手のロッシとの差が気になったのか。その心理状態を読んだロッシは、その後プレッシャーをかけ続ける。

残り 1 周となった最終コーナー立ち上がり、セテはミスを犯した(ように見えたんだけど、どーなのよ)。早めにマシンを起こしたセテの加速が一瞬鈍ったのだ。やばいと思ったセテは、直線で並ばれまいと、1 コーナーぎりぎりまでアクセルを開け続ける……。

大方の予想通り、ブレーキをミスったセテは、ラインを外れ、ロッシに易々とパスされ、そのまま抜き返すことなく、ファイナルラップを終え、ゴール。

「セテは、何故勝てないのかっ!」
「ぼうやだからさ」
と青い彗星が言ったかどーかは知りません。

916 motoGP:ブルノ

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年09月03日 18時51分

ガス欠です。

もう、不運の連続ですね、セテ。残り 2 周、青い彗星ロッシにかわされた連邦のセテは、差を縮めることが出来ないまま、最終ラップにインジェクションの不具合により発生したガス欠でストップ、リタイア。ロッシは、あと 1 勝でシリーズチャンピオンということになりました。

おそらく、ブルノが得意とは思えないジオン軍、青い彗星のロッシに対し、予選トップタイムをマークした連邦のセテは、優勝に一番近く、今までの不運を払拭できることと本人も思っていたはずで、よもやの結末。

なんていうか、ロッシの言う通り、セテは本当にもう 1 勝も出来ないのかもしれませんが。

2003 年第 2 戦南アフリカで、セテがロッシを破り勝利した時、ライディングスーツに付けた 74 番を執拗に撫で、天を指差すポーズを繰り返し、その後も優勝する度に同様のポーズを見るにつけ、セテは駄目なんじゃないかと、強いチャンピオンには絶対なれないんじゃないかと思ったのですが、あれから 2 年、やっぱりセテは駄目なんじゃないかと……。

次戦は、9 月 18 日の茂木。連邦の地元となるわけで、果たして連邦の巻き返しはなるのかってことで、乞うご期待ですね。

917 日常:選挙がありました

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年09月11日 23時51分

衆議院議員総選挙とか茨城県知事選挙とか最高裁判所裁判官国民審査なんてものがありまして、投票してきましたが、何か。

えー、なんですか、衆議院の方は、小泉純一郎君の勝利、岡田克也君の敗北ということになったようです。

で、なんというか、日本に住む方の偉いトコロは、この結果が意に沿わないものだったとしても、ちゃんと結果を受け入れるという点にあります。「こんな選挙結果、受け入れられるけえっ。これでも喰らいやがれっ。」などと、機関銃を撃ったり、武装蜂起したりはしません。

民主主義、万歳です。

918 Windows

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年09月21日 02時03分

うが。

dell 謹製 Windows ノートパソコンが壊れました。なにやら、Unknown Hard Error などという、ブルーバックのメッセージが表示されてます。セーフモードでも起動しないし、dell に問い合わせたら、とりあえず診断プログラムでハードウェアを診断しろとか言われました。

で、診断したら、問題なし。ということは、OS の再インストールしか手段が無いそうで……。

てなわけで、Windows XP の再インストールってなことに相成りました。凄く面倒そうです。電源を入れたら、素早くブートドライブを CD に切り替え、酷く愛想がない画面を見ながら、しばらくゴニョゴニョしました。

とりあえず Windows のシステムだけ上書きインストールすれば、その他のアプリケーションやファイルは、そのまま生き残るのかと思ったら、なんか中途半端な状態に……。がっくし。しかも、ドライバもインストールし直さなくてはならないし。しゃーないので、もう一回、ハードディスクをフォーマットし直して、再インストールすることにします。

なんつーか、イライラしますね。Windows って奴ぁ。

OSX はどーなんだか知りませんが、棺桶 Mac が一番簡単な気がするなぁ、こういう時は。ってことで、iBook を買って、Virtual PC でもインストールして、Windows マシン代わりに使おうかなぁ。イライラ度が少しはマシになるんじゃないかな、なんて。

919 Windows XP

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年09月21日 14時39分

ぼう。

なんというか、HDD フォーマット新規インストールなんて面倒なので、なんとか中途半端のまま、DELL ノートパソコンを復活させました。スタート→すべてのプログラム、なんてぇので、出てこないアプリがたくさんあったり、凄い無理が有るような気がしますが、とりあえず Firefox と Opera が、以前と同様に動いてるのでオッケー。

というか、どっちにしろ疲れた。

920 採用する側と採用される側

  • 投稿者 首領
  • 投稿日 2005年10月02日 17時24分

なんか、忙しい。

まあ、ほんの少しばかり仕事が多めに舞い込んで、それが私の処理能力を超えてるってだけのことなんですけど。それでも、こうなると、「もう一人の俺が欲しい」って思うのですよ。なんたって、「もう一人の俺」つまり『俺コピー』は、今の仕事をこなすには即戦力なわけで、しかも俺と同じ理念や思考回路を持つわけだから、一つ一つの仕事に対して指示も必要無いし、進むべき方向を見失うこともない(たとえ見失ったとしても、同じように踏み外すだろうから、俺としちゃ満足)という、とても役に立ちそうな存在なのです。

まあ、出来れば『俺コピー』よりも、『超俺コピー』(要するに『俺』以上の存在)或いは『スーパーマン』(完全無欠の『俺』か?)が欲しいところですけど。

無数の『俺コピー』で固めた『俺企業』なら、向かうところ敵無し……。

ってな、欠陥妄想はさておき。 <!-- だって、現状の『俺能力』だけじゃ、どー考えても不足してるもの、『俺コピー』で固めたところで、たいした戦力にならないもんな。 --> OpenOffice.org に関するいくつかの話。

ただし課題もある。特に切実なものは「実社会ではExcelが利用されており,OpenOffice.orgを学んでも就職に役立たない」という生徒の不満だ。商業高校ではこういった意見が多く,東海商業高校では,半数が「もう使いたくない」と回答している。

えーと、学校へ Linux を導入して、OpenOffice.org の授業もするということらしいけど、 「約80%の教師が「十分満足」または「ほぼ満足」と回答した」 という報告もあったけれど、上記引用のような不満もあるよと。それを受けて、 高校の商業科というのは、卒業=即就職だ。だから、彼らのカリキュラムには実務に役立つようなものが組み込まれている ので、

もっとぶっちゃけた話、エクセルも使えないようなヤツを事務員として採用してくるような企業は現状では皆無に近い。

と、 FUMING 氏は述べています。それに対して、三宅 龍太郎氏は、以下のように述べています。

採用側としては、新卒高校生に即戦力の技能は期待していない。むしろ仕組みを理解していれば応用が利く。原理原則を理解している子供の方が、個別のソフトの取り扱いに長けている子供よりは将来性がある。「企業は人」。企業は存続のために人間を求める。

ともかく高校で習うようなことは実地では役に立たないと思った方が良い。なので基本的な学習で考える力を付けておいて欲しいのですが、実際は小手先のテクニックしか持たない子供たちが大量生産されているようです。

非常に興味深いです。採用される側は、「特殊なスキル」或いは「小手先のテクニック」が採用条件になるのではないかと考えているのに対し、採用する側は、「考える力」や「応用が利くこと」や「将来性」をその条件に考えているのではないかというわけです。

たぶんね、泥縄的に歯車としての「人」が必要になる場合もあるし、将来を見据えて企業を構築するための「人」も必要になるんですよ。だけど、仮にも高校という場所が、泥縄的な歯車としての「人」を作る所なのかというと、そうじゃないんじゃないかと。そういうのは、職業訓練校や専門学校の役割なんじゃないかと。

そう言えば、かつて、「学問が好きじゃない奴まで、高校に進学しているのは馬鹿げた話だ、商業高校や工業高校といった中途半端な学校はその存在意義が問われている、むしろ専門学校を増やすべきで、高校は思い切って削減しろ」と語った思想家(誰だったか忘れた)がいましたが、そういうことなのかもしれません。


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