Macintosh研究室


1999/2/9 Adobe Illustrator8.0J

いやあ、AI8.0Jインスト〜ルしたら、絶不調……。たいしたことじゃないんだけど、システム終了、再起動がスムースに行かなくなっちゃった。一旦システム終了を選択すると、ディスクがアンマウントされデスクトップに何もなくなるんだけど、すぐに又マウントされてしまって、Finderが終了しないんですよ。もう一度システム終了や再起動すればOKなんですけど。で、ふとゴミ箱を見たら中に救出された項目として、temp000X00*ってなファイルが2つ入ってる。どうやらColorSyncプロファイル書類らしい。調べてみると、AI8.0Jを起動すると、アプリのあるディスクの直下に「Temporary Items」っていう不可視フォルダがあって、その中に件のtemp000X00*とかいうファイルが生成されているようでした。アプリ終了しても、このファイルは削除されることなく残っているため、システム終了時に引っ掛かって救出された項目としてゴミ箱の中に現れるということのようです。ColorSyncプロファイル書類ということなので、ひょっとしてOS8.1JにColorSync-J2.5.1使ってるのが原因かな、と思い、ColorSync-J2.0.2に戻してみましたが、ダメ。アプリを新規インストールしたり初期設定を捨ててみましたが、変わりませんでした。で、しばらく考えてAI8.0Jのカラー設定を眺めていて、はたと気づきました。このカラー設定の中のカラーマッチングシステムは3種類から選べるので、私はApple ColorSyncにしていたのですが、これをAdobe CMSにしたところ、問題は一気に解決しました。

AI8.0Jを起動しても、不審なファイルは生成されず、素直にシステム終了するようになりました。ColorSyncをカラー設定で使うとプロファイルを一致させるためのテンポラリーファイルが生成されていたのでしょうか。そのファイルがアプリ終了しても削除されないのは、ColorSync側の不調なのかなぁ、と思っていましたが、AI8.0Jのヘルプを起動したところ、同じように「Temporary Items」フォルダの中に、qhqv0x*とかいうファイルが何個か生成されていて、システム終了すると、以前と同じように救出された項目となって、もう一度システム終了しなければならない現象になってしまいました。どうも、この「TemporaryItems」フォルダの中に何かファイルがあると、マズイみたいです。ColorSync側の不備ではなくて、AI8.0JかSystemそのものの不調なのかもしれませんねぇ。


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