ついに1999年5月9日以来の悲願達成の時がようやくやって来ました。苦節2年とちょっと、ついにPCI PowerMacがポリタンG3を打ち破る時が来たのです。
なんて、今さらな感がありますが、あれから7600/200はCPUをG3-500へ換装、ビデオカードをProFomance、今回ディスクをストレージファイターII使用のATAへと変更したので、ついでにsystem Infoで計測してみました。
まずは、CPU性能です。ところで、今回もディスクキャッシュは2048kです。使用したのは、ノートン先生のSystem Info、モニターは解像度1024×768、256色、ディスクキャッシュ2048kです。黄色にハイライトしている『7600/G3-500/ATA2048』が現在のシステムです。比較のためG3-300仕様の7600と7500、それにライバルポリタンG3/300を並べています。
ま、当然と言えば当然ですが、7600/G3-500の圧倒的な勝利です。
FPUです。これまた300と500では勝負になりませんね。
video評価でも、ついにポリタンG3を超えました。体感的にはそれほどでもないのですが……。
今回のメイン、DISK評価です。なんと、SCSI時代には届かないと思われたポリタンを大きく引き離しました。その差約2倍。うーん、ストレージファイター恐るべしっ。
というわけで、システム全体の総合評価です。
7500/G3ではポリタンの背後まで迫りながら、追い抜くことはできませんでしたが、今回、ついに7600/G3-500となって追い越し、引き離す結果となりました。
が、今やG4だのOSXだのという時代。今さら、青白ポリタンに勝ったからといって、何の価値があるのかは不明です。まあ、かつての勝負に決着をつけただけで、私は満足だよう。「旧型PowerMacはポリタンを超えられるのか?」という命題は「一応超えました」ということで、これにて幕。